真面目に相手を探したいペイターズの利用者にとって、本来の目的ではない利用者はできるだけ避けたいものです。
そんな迷惑な会員の代表とも言えるサクラと業者は、ペイターズにどのくらい存在しているのでしょうか。
本記事では両者のうちでも特にサクラという存在について、ペイターズにはいるのか、いないのか。
そしてそういった状況になっている理由について解説します。
ペイターズ(paters)にはサクラではなく業者がいる
実はペイターズにはサクラは存在していないと言われています。
なのでペイターズでは、サクラに引っ掛かってしまう心配をする必要はありません。
ただしその一方で、業者に関しては排除できているとは言えない状態で、実際に被害も報告されているため、十分に注意を払う必要があります。
とは言ってもサクラと業者にはどんな違いがあり、どのように区別して何を気をつけるべきなのか、いまいちピンとこない人もいるでしょう。
そこでサクラと業者の違いについても解説します。
サクラと業者の違い
マッチングアプリにおいて「業者」と呼ばれる存在は通常、勧誘や営業、あるいは詐欺などを働くことを目的として、アプリの運営者とはまったく関係なく会員として潜んでいます。
一方の「サクラ」は主に会員数の水増しや、サービスが盛り上がっているように見せかけるため、あえて運営側から雇われている会員です。
たとえば実店舗でも、店がにぎわっているように店側からお金をもらって行列に並んだり、絶賛するような口コミを書いているようなことがありますよね。
あれと似たようなことがマッチングアプリ内でも行われているのです。
ペイターズ(paters)にサクラがいない理由
ではそのサクラが、ペイターズにはなぜ存在していないのでしょうか。
そこにはペイターズならではの、サクラが必要でない理由であったり、排除する仕組みがあったりしています。
以下からこれらについて詳しく解説していきましょう。
定額制なのでサクラを雇うメリットがない
ペイターズの料金制度は、いわゆる課金制ではなく定額制となっています。
何かのサービスを利用したり、オプションを利用するごとに料金を支払うのではなく、はじめからコースを選んで決まった料金を支払う仕組みです。
サクラを雇っているマッチングアプリのほとんどは課金制で、サクラを利用して会員をうまく煽り、サービスやオプションにお金を注ぎ込むように誘導しているわけです。
ですがペイターズでは定額制なので、課金を煽る意味があまりありません。
なのでサクラを使うメリットも無いのです。
会員数200万人以上なのでサクラで水増しする必要がない
ペイターズの会員数は現在なんと200万人以上となっています。
これは同タイプのマッチングアプリとしては日本最大級で、大々的な宣伝や、実際に利用した人たちによる口コミの効果が大きいと言われています。
サクラの目的は会員数を水増ししたり、賑わっているように見せかけることですが、その会員数や賑わいが別の理由によって満たされているならば、あえてお金を使って演出する必要がありませんよね。
サクラは人気のないアプリに必要なものであって、ペイターズには雇う理由がないわけです。
運営がサクラ0宣言をしている
またペイターズ運営もサクラの排除に力を入れています。
その象徴とも言えるのが「サクラ0宣言」であり、運営自らこう宣言しているということは、サクラを雇っている可能性はほぼゼロと考えていいでしょう。
なぜならば、もしも雇われているサクラが名乗りを上げたり、どこかで情報が漏れてしまったら「サクラ0宣言」自体が嘘と言うことがバレてしまいます。
仮に本当は雇っているならば、すぐにバレるこのような嘘をわざわざ宣言する必要がありませんよね。
むしろ微妙に濁しながら運営を続けるはずです。
ペイターズ(paters)にいる業者の特徴と見分け方
マッチングアプリには様々な迷惑ユーザーと呼ばれる存在がいます。
その中でもペイターズにはサクラと呼ばれるタイプはいないとされていますが、悪質な業者は残念ながら存在しています。
この業者の見分け方について解説しましょう。
プロフィール写真が美女・イケメンすぎる
ペイターズのプロフィール写真では、通常のユーザーでもある程度の加工をしていることは珍しくありません。
ですがあまりにも実物とかけ離れていれば、どちらにせよ会った時には破綻してしまうため、まともに相手を探しているならば得策とは言えないでしょう。
また、実際のところ会員が美男美女ばかりではないというのも事実であり、あからさまに飛び抜けた美男・美女は怪しいと考えられます。
近年ではAIによる画像生成もできてしまうので、会員を騙すためにわざとやっている可能性は高いでしょう。
プロフィールが簡潔すぎる
会員のほとんどが真面目に相手を探していると想定すれば、プロフィールに力を入れているのは当たり前というのが普通ではないでしょうか。
実際、まともに相手を探している会員のほとんどは自分をできるだけ良くアピールするために、様々に個性的なプロフィールを工夫しています。
ですが業者は相手をおびき出せさえすれば問題ないので、そこまで本気でプロフィールは作り込みません。
むしろ簡単に引っ掛かってくれるカモを求めているので、プロフィールは手を抜いていることも多いです。
すぐにLINEや連絡先の交換を求める
業者にとっては、相手の連絡先を知り、コミュニケーションが取れるような状態まで行けばかなりの前進だと考えられます。
会話さえできるようになれば、そこから培ったノウハウで言葉巧みに誘い込み、思い通りに誘導することも可能になるためです。
なので、一般的な会員よりもまずは連絡先を交換したがる傾向にあります。
LINEはもちろんのこと、カカオトークやSkype、他にもSNSなど、何らかの連絡手段をすぐに欲しがっている相手には、疑いの目を持ちましょう。
顔合わせや食事をしない
マッチングアプリにおける顔合わせや食事は、相手がどんな人間なのか、条件や性格は自分にマッチするのかを確かめるために必要な過程でもあります。
相手に対して不安があるのはどちらも同じことで、顔合わせから食事、そしてデートと少しずつ距離を縮めていくのが常道と言えるでしょう。
ですが業者の場合はもちろん、長く相手と付き合うつもりはありません。
たとえば風俗関係の営業であれば、早くに体の関係を持って金銭を要求することが目的です。
彼らにとって顔合わせや食事は無駄な過程なのです。
積極的に身体の関係を持とうとする
マッチングアプリの利用者、特に男性からすれば相手と早くに体の関係を持てるのは嬉しいことかもしれません。
しかし上でも触れたように、業者には風俗関係の業者も多くいます。
風俗関係の業者は、効率よく体の関係を持って金銭を要求するのが目的です。
普通にパートナーを探している会員ならば、まずは相手がどんな人間なのか、身体を許しあっても良さそうな相手なのか探りますよね。
そうした過程を抜きに誘惑してくるような相手は、業者である可能性が高いです。
返信や対応がそっけない
業者ではない相手ならば、自分と同じように不安もあり、できるだけ相手を確かめたいという願望があることは意識しておきましょう。
アプリ上では相手のことを理解する情報がかなり限られていますから、プロフィールやメッセージによるコミュニケーションに重点を置くのが普通です。
ですが業者は基本的にカモになる相手ならば誰でもよく、相手が信頼できそうかどうかも気にはしません。
何よりも効率よく相手をひっかけることが第一なので、返答や対応などに関してはシンプルにして事を進めたがります。
お手当が高過ぎる
パパ活などのお付き合いでは、もらえるお手当に大体の相場というものがあります。
パパ活をする会員は多かれ少なかれこうした相場を理解しており、その上で払う側はできるだけ安く済ませたいという心理が働くのが普通です。
逆にもらう側からすれば、お手当が高いほうが魅力的に見えてしまうのも仕方のないことですよね。
業者の狙いはそこにあります。
何の理由もなく、知らない相手に相場より高いお手当をいきなり提示してくるような会員はまずいません。
業者はそうしたお手当の高さに釣られてやってくる人を狙っているのです。
お金持ちアピールばかりする
お手当にも通じるものですが、パパ活がお金を稼ぐ手段というものである以上は、よりお得なほうに魅力を感じるのは仕方のない面もあります。
業者側もそれをわかっているので、お手当を高めにアピールしてできるだけカモになる人間をたくさん引っ掛けようとしています。
これは単に提示する金額だけでなく、プロフィールや写真などに現れることがあります。
無闇に高級車や豪華な食事を写真で見せていたり、金持ちアピールが過剰な相手は、ひとまず疑いの目で見るようにしましょう。
ペイターズ(paters)にいる業者のタイプ
ペイターズに潜む業者は、大きく分けて『風俗』『勧誘』『詐欺』の3つのタイプに分けられます。
それぞれに業者としての特徴や、目的・手口が異なりますので、まずはこれらの業者の実態や特徴を把握しておきましょう。
援デリ業者
『援デリ業者』とは、文字通り非合法な『援助交際』を組織的に斡旋している業者です。
また、デリバリーヘルスのような出張風俗も行っています。
このようなサービスに従事する女性を、あたかも通常の出会い目的で利用している一般人に装って入会させ、ペイターズ内で客引きをしているというのが実態です。
こういった援デリ業者の女性とコンタクトを取ってしまうと、実際の対面の際には写真と全く違う女性があらわれたり、業者側の男性に金銭的な脅迫をされてしまったというケースが多く見られています。
ビジネスや投資への勧誘目的
こちらは、マッチングアプリに紛れ込む業者として非常に多い『ビジネス・投資・勧誘』目的の業者です。
具体的には、ペイターズ内でメッセージのやり取りをしていると、あるタイミングからネットワークビジネスや投資の話を強引に進められたというケースになります。
もちろん、出会う目的は一切なく、真の目的は実態の怪しい詐欺まがいのビジネスへの勧誘です。
そのため、会話の中で相手から「副業」「投資」「おすすめの仕事」といったワードが出てきたら要注意と言えるでしょう。
個人情報収集や詐欺目的
個人情報を収集したり、最初から詐欺のターゲットを探す目的で登録している業者にも警戒しておく必要があります。
これは、異性を装ってターゲットとメッセージやり取りを行い、親しくなったところで連絡先を聞き出して個人情報を収集するというのが目的の業者です。
こういった形で収集された個人情報は裏ルートに売却されて犯罪に利用されたり、勝手に詐欺サイトに登録をされて身に覚えのない高額請求をされてしまったというケースが見られています。
ペイターズ(paters)で業者と出会った場合の対処法
それでは、実際にペイターズで業者の疑いがあるアカウントにコンタクトされた、または見かけた場合はどのように対処すればよいのでしょうか。
この項目では、必ず心がけておくべきポイントを3つピックアップして、具体的な内容を解説します。
怪しいと思ったらすぐにブロックする
まず最も心がけておくべきポイントは、少しでも怪しいと思ったら迷わずにブロックするという対処法です。
ペイターズでは、ブロック機能を使うことで、対象ユーザーからのメッセージや通話などのコンタクトを一切シャットダウンすることが可能になります。
また、こちらのメッセージ履歴や足あとも全て削除され、相手からは検索結果にも表示されなくなりますので、以後しつこく追跡されることもありません。
業者の疑いのあるユーザーとやり取りを続けてもリスクしかありませんので、少しでも怪しいと感じた場合はためらわず即ブロックするようにしましょう。
運営に違反報告をする
自衛のためにブロックするのはもちろんの事、ペイターズの利用環境をよくするためにも、怪しいと感じたユーザーは、運営に違反報告・通報しておくことがおすすめです。
また、こういった通報や違反報告を積み重ねることで、該当する業者のアカウントが強制退会されたり、今後同様の業者がペイターズに登録しにくくなるというメリットもあります。
そのため、こういった業者アカウントを見かけた場合は、ブロックに加えて違反報告も行うようにしましょう。
ビジネスの勧誘は断る
ブロックや通報をする前の段階の心構えとして、ビジネス関係の勧誘は一切断るという姿勢を徹底しておくようにしましょう。
こういった勧誘を目的としている業者は、ターゲットに話す余地があると見るや、そこにつけ込むよう非常にしつこくアプローチを行ってきます。
押しに弱い人であれば、「少しだけでも」と話を聞こうとしたせいで、勧誘に飲み込まれてしまったというケースもあり注意が必要です。
そのため、マッチングアプリはあくまで異性との出会いのみを目的とする場であり、ビジネス・勧誘の話は絶対に取り合わないことをおすすめします。
まとめ
サクラとは会員数を水増したり、課金を煽るために運営側から雇われる偽の会員のことを言います。
ですがペイターズは料金制度や会員数、「サクラ0宣言」などの理由から、サクラを雇う必要はなく、また必然性もありません。
よってペイターズにはサクラが存在しないと考えていいでしょう。
ただしその一方で業者は存在しているので、被害に遭わないよう十分に注意してください。
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